私の娘(31歳)が赤ちゃんの頃
予防接種は、BCG・ポリオ・三種混合・日本脳炎ぐらいしか
ありませんでした。
近頃、予防接種の数の多さに 驚きと不安を抱えて
相談に来られるママが少なくないのです。
私の 予防接種時のアドバイスは4つ
① 予防接種を打つか、打たないかは 任意です。
「貴方が打ったのだから・・貴方の責任です。」
「貴方が 接種することを、貴方が選んだのだから。貴方の責任でしょう!」
それが、国の考えです。
簡単に 国は責任をとってくれません。
予防接種後 副作用に苦しんで生きている方がいる以上
自分の子供に対して どの予防接種を打つべきかは 慎重に
夫婦で相談して 何を打つか どうするか決めましょう。
②この日に予約したからといってその日に
打つ必要はありません
予防接種のスケジュール表の日時に縛られず
お子さんの免疫力がアップしているとき
ベストな状態の時に 予防接種を受けしょう。
あくまでも、薬ではなく 病原菌を体内に注入するという
意識でうちましょう。
「元気がない!いつもと違う」と感じたら
予約した病院(医師・看護師)・健康センター(保健師)に相談して
新しく日時(予約日)を設定しましょう。
③ ワクチン(病原菌)を注入することで
抗体をつくり・・病原菌が体内に新たに入ってきても
体に悪さ(症状の悪化を抑える)を起こさせないのが予防接種。
しかし、お子さんの免疫力が下がっている状態で予防接種すると
ワクチン(病原菌)が 赤ちゃんの体に悪さを起こすことがあります。
風疹のワクチンを打った日に 風疹の症状が・・
ポリオのワクチンを打った日に ポリオの症状が出ることが
あることを受けとめて打ちましょう
④ お子さん様子をみながら、機関銃のようにうたず
丁寧にスケジュールをこなしてゆきましょう。
あくまでも、薬ではなく 病原菌を体内に注入するという
意識でうちましょう。
★イラスト(挿絵)助産師 川島智世