0歳児からの育児相談【予防接種③】打つべきか?打たないべきか?】

予防接種600×488「ここ数年、無茶苦茶 増えた予防接種の数、貴方は全て接種する派ですか?それとも出来るだけ打たない派?」

3年前

予防接種の数はすこぶる増え、母子保健相談員(保健師・助産師)は

予防接種の数に翻弄される母子達をどうサポートするか、

そこへの関心は強く、いろんな場所で

予防接種の研修会が行われた。

その研修の中で

独立行政法人労働者健康福祉機構・大阪労災病院小児科部長・

感染制御チームリーダーの川村 尚久先生の

13時半から15時半まで熱く

予防接種の現状についての話しを聴かせていただいた。

今、予防接種の数はB型肝炎・ロタウイルス・

ヒブ・小児用肺炎球菌・4種混合・3種混合・

ポリオ・BCG・NR・おたふくかぜ・

みずぼうそう・日本脳炎・インフルエンザ・A型肝炎。

予防接種2(600×488

私は55歳だが、私の子供達に予防接種していた時代とは

比べものにならないほどの数の多さに驚く。

 

川村先生はもちろん「予防接種をどんどん打ちましょう。」

という予防接種肯定派、

予防接種項目を、できるだけ・・

ともすれば全て打った方が良いという考え方。

今の 親御さん向け 時代受けする

「予防接種スケジュール表のアプリ」まで紹介してくださった。

 

育児相談員・母子保健相談員である私が一番気になるのは、

やはり副作用のリスク。

「一度に何種類ものワクチン

(病原菌)体内に注入して大丈夫なのか?」ということ。

 

近頃問題になっている、子宮頸がんの予防接種の副作用

数年前に日本脳炎の予防接種の副作用で

亡くなった事例のその原因。

ポリオの生ワクチンから、不活化ワクチンの移行の裏話など

詳しく聴かせていただいたが、 予防接種賛成派の先生方は

問題があったワクチンはすでに改良されているので

「大丈夫!大丈夫!」と言い切る。
私はどちらかというと、ナチュラル派

(副作用で苦しむ人が、実際にいる現状で

予防接種をガンガン打ちなさいとは言えない慎重派)という考え方。

子供たち3人も最小限度の予防接種しかしていない。

それゆえ、川村先生の話も 一歩ひいて聴いていた。

 

予防接種賛成派の著書や講演ばかり聞いていると

予防接種を打った方が良いと思えてくる。

 

予防接種反対派の著書や講演ばかり聞いていると

予防接種を打たない方が良いと思えてくる。

 

よく育児相談で「予防接種を打ちたくないのです。

打たなければいけないのでしょうか?」とよく

相談を受けるのですが

 

いろんな予防接種の研修会に参加して思うことは

一番大切なことは

予防接種を『打つ、打たない』の前に

自分や家族、子供たちの健康的な体作り

病原菌を寄せ付けない、病原菌に犯されない

免疫力の強いお子さんに育てることだと思うのです。

食事や適度の運動や睡眠、衛生的な管理は大切。

そして 次に 数多い予防接種を
『全部打つのか、最小限度にするのか、打たないのか』
夫婦でよく話し合い決めることだと・・。
その結果

何もなくお子さんが健やかに成長すれば 万々歳だが

予防接種を打ったことによっておこる副作用の責任も

予防接種を打たないことによっておこる病気の責任も

最終的には 親・本人がその責任を負うということになります。

よほどのことがない限り 国も医者も責任はとってくれません。

 

まずは 病原菌に負けない

自分や家族、子供たちの健康的な体作り

病原菌を寄せ付けない、病原菌に犯されない

免疫力の強いお子さんに育てることだと思うのです。

食事や適度の運動や睡眠、衛生的な管理が

何よりも大切だと思うのです。

 

イラスト 智世

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