【児童養護施設】9年目の命の学習(性教育)講話活動 最終日

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児童養護施設、町田市のバット記念ホームで今年度の講和活動の
最終日(9月7日)を終えました。

2007年に児童養護施設の臨床心理士の先生から
「子供達に自分の心と体を大切にすること、回りの人の心と体を大切にすることを伝えるために、施設で命の学習(性教育)をおこないたい。助産師の立場から講演してくれませんか?」
とご依頼をいただき、今年で9年目となる命の学習(性教育)。

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今年度の初の打ち合わせを行いました。
打ち合わせでは、3歳から高校3年生まで、施設にいる子供達の今の心身の状態を把握し、
子供達に命の大切さをどのように伝える事が一番いいのか、
今年の各クラスの学習テーマについて話しあいスタート。
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臨床心理士・担当保母・指導員。
施設の先生方と一つになって施設の子供達の心のケアを伴う
命の学習(性教育)の講話活動に、本年も全力を注ぎました。

6月8日
講話対象 5人の幼児と臨床心理士・担当保母・指導員
講話内容 プライベートパーツの大切さ
一緒に暮らす子供たちとの接し方について話す

6月25日
講話対象 この春 施設に入所してきた女子中学生2人と
臨床心理士・担当保母・指導員
講話内容 プライベートパーツの大切さ
月経のしくみ
受胎 胎児の成長について話す

7月2日
講話対象   小学校1年から5年まで13名と
臨床心理士・担当保母・指導員
講話内容   プライベートパーツの大切さ
一緒に暮らす子供たちとの接し方について話す
胎児人形を使って 胎児の成長 生命の神秘
命の大切さについて話す。

7月6日
講話対象 小学校5年から小学校6年と
臨床心理士・担当保母・指導員
講話内容
第二次性徴 心と体の変化について
プライベートパーツの大切さ
一緒に暮らす子供たちとの接し方について話す

7月13日
講話対象  高校生11名と
臨床心理士のサポート役として参加
講話内容     「理想の家族(家庭)とは どんな家族(家庭)」を
テーマにグループディスカッションを行う
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9月7日
講話対象 中学生8名と臨床心理士・担当保母・指導員
講話内容      妊娠・出産・中絶
DV・虐待など
親子・兄弟・恋人・友人とのつきあいかた
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全ての講和を終えて
臨床心理士の先生と 反省会。
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ここで、暮らす子供たちが 一人でも
生まれてきてよかったといえる人生
生きる喜びを感じることができる
人生を歩いてもらいたいと

切なる願いを持ち続け
命の学習の講和活動をこの施設で9年続けています。

「時々 私でいいのかな?」と思うことがあります。
施設の先生方が 「川島さんで良いのです」
「川島さんにお願いしたいのです。」と
言っていただける間は
精一杯 自分のできることをできる限り
努めてゆきたいと思っています。

来年度も 私のできることを
私なりに 精一杯しようと思います。

 

 

 

 

 

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